父家は記事に託して

最近暖かくなってまいりましたが皆様いかがお過ごしでしょうか?
『さよ海』情報宣伝担当、宮野です。

本番もだんだん近づいております。この企画もノンストップで参りますよー!

 

今回振り返る公演はこちら!

papa

『父のいた家』
脚本・演出:中村磨

〜あらすじ〜

姿の見えない父の手掛かりを探すため、父の部屋を捜索してみた3きょうだいー長男の裕作は既に家を出て家族を作り、長女の智子は彼氏と別れ話の真っ最中、末っ子の耕作は彼女と呼べなくもない女の子がいる。結局見つけたのは耕作が昔書いた脚本くらいだった。
そこへ現れた矢口という男、父の知り合いでやくざだという。何やら家族に隠していることあるようだ。ようやく出てきた父は言う。
「父さん、実は娼婦なんだ」

 

この公演は、私たち2014年度入部生にとって初めて参加する公演だったのです。
私もヒロイン(なんでしょうか?)の澄という役を演じさせていただいた、思い出深い公演です。

そんな『父のいた家』インタビューに答えてくださったのは、脚本・演出を務めた中村磨さんです。

 

→『父のいた家』の思い出を教えてください。

まぁ脚本・演出だったんでそこが(思い出)。
他の人の脚本作りと比べてここが違うなっていうのは、僕は自分の肖像画というか、自分の生きてきた過程を思い返しながら書く。でもそのまま「あの日何があった」ってやっていくとつまらないので、脚色しながら書いてますね。

なんで(父のいた家で)「娼婦」になっちゃったのかわかんないんですけどね…(笑)

 

→チラシにもキャッチコピーとして書いてありますもんね。

ねー。変だねー(笑)
僕は僕の中にどうしても女々しさを見出してしまってなんかなーって。思い切り事を進められないところとか、なよなよしてしまうところとかが気になっていて。
それを膨らませていたら気付いたら…「娼婦」に…。そんな話に…。

 

→「娼婦」っていうモチーフは気付いたら出てきてたんでしょうか?

「娼婦」は…つかこうへいさんに影響を受けたんですよ!
当時、脚本を書くのに参考にしたいなといろいろ読んでいた中で、つかさんのエッセイ集に「娼婦」の話が出てきて。
娼婦って女の人がなるものだっていうのが普通で、自分は男だけど女々しくなったら、女性に寄っていったらなれるのかな、とか。ぐちゃぐちゃ考えていたらああいう話になりました。

 

→脚本作りにはそんな裏話が…。他にも何かありますか?

あのとき、僕の中で主人公とそのお兄ちゃん役、どちらをどちらにしようかなと悩んでたんですよ。入りたての1年生を見て決めるっていうのが大変で。
でも、数年(当時の1年生と)付き合っていくうちに、ああ自分の配役はぴったりだったなって思えてきました(笑)

→あら、そうだったんですね!

それと、演出をやるのが久しぶり(高校生以来)だったので、とにかく稽古に飽きないように、というのが強迫観念のように(笑)

 

→当時、「稽古をルーティンワークにしない」というのがありましたもんね。覚えてます。

そうそう。だから、稽古場にいく前に一回ダイソーに寄って、面白そうなものを探してくるとか。明らかな迷走をしてました(笑)

 

→脚本、演出とそれぞれ裏話をお伺いしましたが…。

あとは、舞台ですね。後ろに棒がいっぱい立ってる舞台だったんですけど、むき出しになっている家の骨組みという意味と、最後に雨に見えたらいいなという見立てで作ってもらいました。
もっと活かせる演出ができたらよかったなぁ…!という心残りもありながらですが…。

 

→いろいろな裏話満載ですね…。それでは『父のいた家』と『さよならは海に飲まれて』の共通点を教えてください。

水の表現、という意味では共通してるかも。あのときの表現は「雨」、今回は「海」。
あとは…まっ、どっちも12が脚本演出をしてることかなぁ〜

 

→最後それでいいんですか!?(笑)

自分の書いた脚本で演出をやりたいというこだわりが……(逃亡)

 

→ち、ちょっと!逃げないでください!!(このあと帰ってきてくれました。)

並木くんも僕もね…演出としてアップアップしやすいっていうのが(笑)
稽古見ながら、何言おうかなとか悩みながらやってるのがね。

 

→いい芝居を作ろうとしているゆえに、ですね!(笑)インタビューご協力、ありがとうございました!

 

—–

今回のインタビューは演出、脚本、舞台と、様々な観点からの裏話満載でしたね!
演出さんを含め、関わるいろいろな人がいい芝居を作ろうと試行錯誤しながら作っています。

『さよならは海に飲まれて』もいい作品になることでしょう!

 

さて、今回はここまで!
次回もご期待ください!

 

 

『さよならは海に飲まれて』は2016/3/18〜19に上演!

公演詳細はこちら

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