どうも、演出です。

「何かを本気でやりたいと思った時、その人以外の誰も、それを制止できる完璧に正当な理由など持ち得ない。」小山田咲子

どうも。今公演で作・演出を務めました、藤田恭輔です。公演最後のご挨拶をさせていただきます。

さて、唐突に僕の大好きな本から一節引用させていただきました。今作の主人公咲子の名前はこの著者から勝手に拝借しています。

稽古+本番期間の約2ヶ月を通じて僕は何人もの人間の「本気」に遭遇してきました。

「仁王立ちの人間にカンチョーの魔の手が迫っている」デザインのチラシを本気でゴリ押ししてきた宣伝美術の長谷川。彼の目にはカンチョーしか見えていなかったのでしょう。半信半疑でGOサインを出しましたが、今ではあれ以外正解は無かったように思います。

たとえ大ヤケドしても、本気で飛び道具役者としての役割を果たし、美しく散っていった同期の宮野と知名。やりたいというか実際は半ばやらされていたわけですが、ややウケ以上とれていたのでもう十分。僕は彼らの演技、大好きです。

すっかり逞しく頼もしくなった先輩陣。一人ずつ紹介したら長過ぎるので括ってしまいました。薄情でごめんなさい。彼らの体から溢れ出した本気は僕の骨の髄まで沁みわたりました。日本語おかしいです。これから恩返ししていきます。

日に日に役者としてスタッフとして演劇人として成長していく新人達。不器用ながらも毎日本気でぶつかってきてくれる彼らがいたからこそ、僕自身も折れずに最後まで走り抜ける事ができました。彼らがどこまで躍進を遂げてくれるのか、今から楽しみです。

そんな25人の「本気」が元気玉的に一体となったおかげで、この座組全員で今作れる一番面白いものをお客様にお届けできたのではないかと。僕はそう思います。

平日にも関わらず、3日間で174名ものお客様にご来場いただきました。本当にありがとうございました。皆様と一緒に過ごした90分は、他の何物にも代えがたい幸せな時間でした。これぞパラダイス。

しかし、これだけ本気を出しても、100点までは程遠いのが現実。「ここまでできた」と思う時、僕は同時に「ここまでしかできなかった」という思いが常に頭をよぎります。でも、それで良いのだと思います。もっと高みを目指して、もっと面白いものを作るべく、劇団時計はこれからも走り続けます。よろしくね!!!

さ、そんなわけで字数を割いたくせに何の情緒も無く、僕の日本語運用能力の低さを露呈させただけの駄文でしたが、これもまた一興かな。次のステップへ参りましょう。お次は9月のプロデュース公演です。ご期待ください。

もうすっかり夏です。

2016.07.22 藤田恭輔

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